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憲法違反の安全保障関連法案に抗議する!

 

   皆様ご承知のごとく、いわゆる安全保障関連法案は7月16日、衆院を通過し、法案は参院に送られました。今国会は9月27日まで会期が大幅に延長されています。審議の最大のヤマ場は9月上旬かと思われます。9月中旬には、いわゆる60日ルールの適用により、参院で議決されなくても、衆院で2/3以上の賛成により再可決することも可能になります。

   政府与党は、あくまでも国を守るための「限定的な集団的自衛権」の行使であり、活動は「後方支援」に限定するものであるから、戦争には巻き込まれないと喧伝しています。しかし、政府与党が言う「後方支援」とは、戦場とは関係がない後ろの方で支援活動を行うようなものではありません。国際的には、兵站もしくはロジスティクスに該当するものであります。米国海兵隊の海兵隊教本が明らかにしているように、兵站が軍事行動の格好の標的になることは明らかです。

   我々「有志の会」呼びかけ人一同は思想や立場の相違を乗り越えて、立憲主義を踏みにじるような形で提示され、また現在および将来の若人たちを戦場に送り出すような可能性がある法案はとうてい容認できない、という一点のみで合意し、ここに緊急声明文を発表するものであります。

  「安全保障関連法案に反対する学者の会」に署名した教員・研究者はすでに1万2853人(8月3日現在)に達し、明星大学教員でも30数名の方々が署名に応じています。また、緊急声明文を発表した大学もすでに50校を超えています。「学者の会」の署名のみならず、ここに立ち上げたホームページでの署名もよろしくお願い申し上げます。

 

「憲法違反の安全保障関連法案に反対する明星大学有志の会」呼びかけ人一同

 

憲法違反の安全保障関連法案に反対する

明星大学有志の会


(このページは2015年8月掲載時の体裁を保持しています)

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